2005年11月12日

『立つ』

学生に『話し方』を教えるときに驚いたことがある。
『立つ』ことができないのである。

きちんと立つ、ということを今まで習ってこなかったのだから仕方ないのかも知れないが、
人前に立って話をしはじめると、
体がゆらゆらゆれ始め、手も足ももぞもぞ動き、右肩や左肩がどちらか下がってきたりしてだらしない姿勢になる。
本人は一生懸命しゃべっているのだが
その思いが言葉にならず、体に出てきてしまって、みっともない。

立って、話をするとき。
かならず、両足をそろえて立ち、左右のひざをくっつける。
そしてお尻の穴をきゅっとしめて、下腹をえいっとひっこめて、下半身は力を入れて立つ。

一方で、上半身はリラックスする。
背骨を伸ばして、その背骨の後ろ側に頭の後ろのラインをあわせたら、あごをひき
あとは一回、両肩をぎゅうっと上にあげて、ストンと落として肩の力を抜いてリラックスする。
身振り手振りは、このきちんとした姿勢の上ならいくらしてもいいが
よろよろ体が揺れるくらいなら、じっとしていたほうがマシできちんと見える。

これが、アナウンサーであれば、体が動いたらカメラからフレームアウトしてしまうからもってのほかだ。身振り手ぶりにも気をつけなくてはいけない。
アナウンサー試験を受けるつもりなら、絶対に自己PRをカメラで撮って
自分で何度もチェックしてみる必要がある。

これは学生のうち、教える前にできていたという人に出会ったことがないから
最初は誰でも難しいことなのだと思う。
意識すればたいていの人は、カンタンに直る。

『きちんと立つ』こと。これが最初の一歩。
基本的なところから、自分を変えよう。




posted by 神戸 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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