2005年11月14日

おじいちゃん、おばあちゃん

私は大学時代、よく同居の祖母と話をした。
関西の大学に進学したので、当時私は大阪の祖母の家に下宿していたのだ。
テレビを見ながら、ストレッチをしながら、料理をしながら、
『今日テレビで緑茶が体にいいと紹介されていた』だとか、『杉良太郎の若いころの話』とか、『戦後の混乱や祖父が病で倒れて苦労した話』とか、ありとあらゆる話をしていた。

マスコミ試験対策、アナウンサーになるには、人気企業に就職するには!と血まなこになっているとなかなか気がつかないが、
実際、社会に出て必要とされるのは、こういう何でもない日常だとつくづく思う。
マスコミに通るために、アナウンサーになるために、内定するために、何か分厚い辞書か教科書があって、それを全部覚えれば通る、というような性質のものではないのだ。
マスコミはとっても人間くさい職場なのである。

人から話を聞きだしたり、自分の話で人を楽しませたり。
あの人がいると楽しくなるよね、あの人っていろんなこと知ってるよね、そんな人にならないとアナウンサーには通らない。

いろんな世代の価値観を知るためにも、おじいちゃん、おばあちゃんと話をしてみることはとてもいいことだと思う。
それも、愚痴ばかりこぼしているタイプのご老人ではなく、はつらつとして人生を楽しみながら生きているような、ちょっと尊敬できるタイプのご老人を探して聞いてみよう。
できれば、テーマを決めて、時間もある程度決めて、今日はこの話を聞く、と計画して聞くとインタビューの練習になっていいだろう。

はっとするようなことを何気なく教えてくれたりするし、逆に元気をもらったりすることが多い。
同世代だけで会話しているときには、まったく考えもしなかったような反応が返ってくることがある。
そして行き詰っていたものが、パアっと晴れたりする。価値観や、考え方の幅が広がるのだ。

たとえ、そこは自分と違うな、と思ってもそれをいちいち逆らったりせず、うんうん、と耳を傾けてみよう。長い苦労から培ったその人なりの人生観や価値観が見えてくる。
人の人生は顔に出るから、いい顔をしているご老人というのは、本当にビックリするくらい、いいことを教えてくれるのだ。

アナウンサーは、またデキル社会人というのは
『見た目は実際より5歳若く、知識は実際より5歳上の豊富な知識を持っている。』
生きた知識の宝庫、素敵なおじいちゃん、おばあちゃんにはどんどん話しかけてみよう。
posted by 神戸 at 23:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ!アナウンサー受験をしています。
ネットサーフィンでここにたどりつきました!
本当にためになります!
私も、視野をもっと広げるために、
色んなインタビューの旅に出てみたいと思います!
是非、もっと更新してください!
Posted by あずさ at 2006年01月22日 02:59
ああ、仕事が忙しくて更新をサボっていました。
今度メルマガも出す予定で本格的に更新もしていきますね。メルマガのアドレスはまたお知らせしますから、ぜひとってくださいね!
Posted by 川畑 at 2006年02月19日 21:29
押し後残します
Posted by 人妻 at 2008年01月26日 17:41
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