2005年11月12日

大きな声

面接のときには『大きな声』で。
たいていの人が知っているし、実行できていると思っている。

体育会系の人で、本当にやたらと大声の人もいるが、
『いやあ、キミは声が大きいね〜』なんてその声でその場が和めばいいわけだし、
これはまあ やり過ぎない程度にしさえすれば
大きい声の人はいい。

問題は小さい声の人だ。
たいていの女子学生は声が小さい。
というよりも、今までの人生の中で声を出す訓練をしていないから出ないのだ。

合唱コンクールとか、カラオケ、なんてのは駄目。
歌とアナウンスでは発声が違う。
話すときは、別に高音を出す必要はないし、カラオケのマイクに慣れていると自分の本当の声の大きさがわからないからだ。
特に女性は、自分の声が小さいとは自覚していない人が多い。
だが、ほとんどの女性は声が小さくかぼそい。

そんな人はまず毎日とにかく大声を出す練習をしてみる。
そのとき、のどをつめてかぼそい声を無理して出さないこと。

鏡で見て、ああーーー!といったときにのどの奥が見えるように声を出す。
で、自分で思うよりも3倍4倍、今まで出したことがないくらいの大声を出してみる。

自分を一回りも二回りも大きくしなければ、マスコミには就職できない。
だから、限界を超える大声を作っていくのだ。
近所迷惑にならないように、川原やスタジオなどでするか、私は自宅に夜遅く帰ったときには大判のバスタオルを丸めて、それに向けて大声を出していた。
とにかく毎日のトレーニングで、大きな声を作っていかないと、面接の日だけ大きな声を出そうと思っても出るものではない。

大きな美しい声。
これは天から与えられるものではなく、作っていくものだ。
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『立つ』

学生に『話し方』を教えるときに驚いたことがある。
『立つ』ことができないのである。

きちんと立つ、ということを今まで習ってこなかったのだから仕方ないのかも知れないが、
人前に立って話をしはじめると、
体がゆらゆらゆれ始め、手も足ももぞもぞ動き、右肩や左肩がどちらか下がってきたりしてだらしない姿勢になる。
本人は一生懸命しゃべっているのだが
その思いが言葉にならず、体に出てきてしまって、みっともない。

立って、話をするとき。
かならず、両足をそろえて立ち、左右のひざをくっつける。
そしてお尻の穴をきゅっとしめて、下腹をえいっとひっこめて、下半身は力を入れて立つ。

一方で、上半身はリラックスする。
背骨を伸ばして、その背骨の後ろ側に頭の後ろのラインをあわせたら、あごをひき
あとは一回、両肩をぎゅうっと上にあげて、ストンと落として肩の力を抜いてリラックスする。
身振り手振りは、このきちんとした姿勢の上ならいくらしてもいいが
よろよろ体が揺れるくらいなら、じっとしていたほうがマシできちんと見える。

これが、アナウンサーであれば、体が動いたらカメラからフレームアウトしてしまうからもってのほかだ。身振り手ぶりにも気をつけなくてはいけない。
アナウンサー試験を受けるつもりなら、絶対に自己PRをカメラで撮って
自分で何度もチェックしてみる必要がある。

これは学生のうち、教える前にできていたという人に出会ったことがないから
最初は誰でも難しいことなのだと思う。
意識すればたいていの人は、カンタンに直る。

『きちんと立つ』こと。これが最初の一歩。
基本的なところから、自分を変えよう。




posted by 神戸 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『好かれる』よりも『嫌われない』こと

アナウンサーになるたい、という女子学生に出会うと
『いろんな人に好かれるような人になりたい』という学生が多い。
美人で、知的で、人間的魅力もあって・・。
夢ははてしなく膨らむが、
今の自分とのギャップに気づいてがく然としたりしている。

ところが、である。
私はアナウンサーは『好かれる』よりもむしろ
『嫌われない』ことが条件だと思う。

これは、難しい。
別にアナウンサーに限らず、人に会う仕事、たとえば営業なんかでも言えると思うが
人に嫌われない、というのはそれだけでアドバンテージが高い。
年配で博識な取締役も、話の長いウルサ型の上司も、愚痴ばかりこぼす後輩とも
どんな人ともうまくやっていける人間というのは成功しやすい。

『いい奴なんだけど、ぶっきらぼうなんだよな』とか
『美人なんだけど、とっつきにくくてツンツンしてるんだよね』
という人は、それだけでマイナスになってしまう。
こういうタイプは、合う・合わないがはっきり分かれてしまうから、
それだけで損をしていることもある。

個性的なことが求められることもあるが
テレビ、ラジオというメディアの世界は、不特定多数の人に見られ、聞かれる仕事だ。
同時に公共性がとても高い。
タレントさんなら、好き嫌いがハッキリ分かれるくらい強烈なほうがいいが
アナウンサーはあくまでニュースを伝えたり、番組を進行していく立場だ。
嫌われたのでは、話にならない。

好感度、というのは実はどれだけ好かれているか、というより
あまりその人のことを嫌いという人がいない、ということだと思う。
嫌われない人になろう。
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2005年11月11日

うなずいてみる

聞き上手、といっても具体的には難しい。
今まで20年近く、自分のしゃべり方など意識したことがないのに、いきなり変えろといわれても・・と戸惑ってしまう。

そんなときは、まず人の話にうなずくことから始めてみよう。
にっこりした笑顔で、だまって、うなずく。
首をたてにふる、というのは日本人の『聞いていますよ』というサインだから、しゃべっている人は安心して次に進むことができる。

とにかく無表情な学生が多く、こちらが話をしていても、顔色一つ変わらず、にこりともしない、という学生も多い。
自分は大丈夫、と思っている人も、一度人の話を聞いているときの自分の表情をビデオか鏡で見て見るといい。驚くほど無表情だ。
ニコニコ話を聞ける学生には、めったに出会わないから、これを読んでいる人の十中八九は無表情だと思っていい。
表情豊かに、ニコニコした顔で、うなずくだけで、話をしている人は励まされて、どんどん続きを話たくなる。

『へーーえ』『そうなんですか』と、声を出す相槌は基本的に放送の中ではNG。
これは後から聞いてみると、聞き手の相槌ばかりが耳に残ってしまい、使いにくいのだ。
平たく言うと、うるさい。
ただの相槌なら、黙ってうなずいているほうが、放送で使いやすい。
放送に使える相槌をマスターするためにも、まずは、にっこり笑って、うなずく。
表情豊かに人の話を聞ける人になろう。
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話すまえに『聞く』!

アナウンサーの仕事は『話す』ことだと思っている人が多い。
だが、実はアナウンサーは『聞く』ことが主な仕事である。

考えてみよう。
プロ野球選手やサッカー選手にインタビューするのはもちろん、商店街のおかみさんに値下げ交渉をしたり(笑)、番組の中でコメンテーターから話をひきだしたり。
アナウンサーが自ら意見をどんどん言うのは、よほどのベテランになってからが多い。
アナウンサーはみな、人の話をすすめてあげる能力が異常に高い。

だからアナウンサーと飲み会をすると大変に盛り上がる。
これはアナウンサーをしている人は、自分がうまく立ち回って他人を盛り上げていくが上手だからだ。

ほめ上手だし、聞き上手。
これが一緒にいて楽しい人の条件だ。
聞き上手になるためには、いろんなありとあらゆる話題に精通していなくてはならない。

スポーツも、野球、サッカー、格闘技、ラグビー、アメフト、バレー、冬季の種目・・。数え上げればきりがないが、みな毎日のスポーツニュースで扱われる話題だ。
流行も、音楽のランキングから、ブランド情報、健康にまつわるヒット商品、話題の美味しいお店、お笑い芸人さんまで 今の時代を象徴するキーワードは好き嫌いにかかわらずチェックしておくべきだ。

豊富な知識があって、それをひけらかすのではなく、それを使って、ほかの人から有益な情報を聞き出す。それがアナウンサーのテクニックだと思う。
だから、自分が、自分が。。。と自分の主張ばかりする人は通らない。
人の話をうまく聞ける人。
あなたの周りにもそういう人がいるはず。
その人のまねからまずはじめてみよう。
posted by 神戸 at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3つの『た』

アナウンサーになるために必要なもの
それは三つの『た』

まずは『たのしい』
一緒に話していて楽しくなければアナウンサーではない。
取材先では、年配のおじいちゃんおばあちゃんをはじめ、会社の社長さん、イマドキの若者まで、ありとあらゆる種類の人と話をする。
若者にだけ受ける話し方の人は絶対にNG。
逆にもっさりしていて、流行に鈍感すぎる人もNG。

また、女性は自分のことばかりダラダラ長話する人が多いが、これは一番嫌われる。
自分のことはわかりやすく、簡潔に。そして相手の話をよく聞く。

次に『頼りになる』
アナウンサーはいざというときに、事件の現場から言葉で伝える仕事。
いくらディレクターでも上司でも、代わって画面に出ることはできない。
最後に視聴者とつなぐのは アナウンサーなのだ。
知識も、度胸も、どんとこい、でなければならない。
画面では、ほっこりボケキャラという女子アナも、たいていプライベートであって話すと物事をよく知っているし、想像以上にしっかりしている。
頼りにならないアナウンサーはいない。

そして『ためになる』
アナウンサーは物知りな人が多い。特にラジオで活躍しているアナウンサーは本当に博学で雑学王みたいな人が多い。
毎日番組で最新のニュースから、情報から、トリビア情報まで扱っているのだから当然だが、やはりものを知らないとリスナーからのFAXにも答えられないし、馬鹿にされてしまう。
もしあなたが明日からアナウンサーになるとする。
そうすると、その人たちと同じ土俵で戦っていかなくてはいけないのだ。
学生だから、という甘えは許されない。
新聞をよんで、雑誌を読んで、新しい情報をいち早く自分の言葉で語れる人になろう。

『楽しい、頼りになる、ためになる』
これができる人はアナウンサーどころか、企業の内定がバンバン出る。
仕事ができるひとはみんなそうだ。
有能な人、というのは一緒にいて、こういう要素をたくさん持っていると感じられる。
一つでも二つでもいいので、これに近づいて行こう。
posted by 神戸 at 14:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月10日

駄目な自分も自分

自分のなりたい姿をイメージすると、今度は今の自分とのギャップに気がつく。
これは大切なことだ。
今の自分のどこが駄目なのか、何が足りないのか。
つらい作業だけど、自分の弱みを直視しよう。

少し前にも書いたけど、自分の弱みをわかっている人は大人だ。
ちょっとムキになりやすく、相手を怒らせてしまいやすい、とか。
意思が弱くて、ひとつのことが長続きしない、とか。
まじめすぎて面白みがないと言われる、とか。

こういう弱みは強みにもなる。
ムキになりやすい、ということは熱く情熱的な人柄。
長続きしない、というのは、あれこれいろんなことに興味がある、ということ。
まじめということは勉強熱心。いろんな知識を持っている。

弱みは強みと密接に関係しているから、それを強みに変えていく努力をしよう。
弱みのままじゃ、絶対に内定できない。
いわゆる『仕事ができる人』というのは、自分の強みと弱みを知って、うまく自分を乗りこなしているのだ。

何でも間でも人より優れている、というのは無理。
自分の優れているところを伸ばし、自分の駄目なところを飼いならして、うまく活用していく。こういう自己プロデュースが大切だと思う。

内定するため、なんかではなく、その会社の中でいい仕事をするために。
弱みのない人は、付き合いにくい。プライドが高くて、弱みを指摘されると腹を立ててしまうような人は敬遠されてしまう。
自分の弱みを笑って話せる人になれば、仕事も就職もうまくいくはずだ。
posted by 神戸 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イメージをえがく

あなたは将来、どうなりたいのか。
そのイメージを頭に具体的に思い浮かべてみよう。

仕事の内容はこういうもので、年収はこれくらいで、結婚はどういう形・・・・。
自分の理想を残らず書き出してみる。
自分は駄目だから、これくらいにしておこう、と思わないほうがいい。
正直に、やってみたい!こうなりたい!という姿を描いてみる。

そうすると、今の自分とのギャップが浮き彫りになってくる。
テレビに出るアナウンサーになるなら、当然、見栄えが良くなければならない。
アナウンサーは絶世の美女というより、感じのいい美人、というタイプが多い。
そういう人を目指す。
ダイエットして、化粧を変えて服装も変えて、原稿を読む練習をして、カメラ写りの練習もしなくちゃいけない。。。
とまあ、やることが明確になってくる。

一般企業に就職するなら、年収は多いほうがいいのか、それなら能力が高くないといけない、
それならその業界のトップ企業に就職しなくてはならない。
それならば、競争するほかのライバルよりもずっと優れていなければならない。
業界の知識も、学生時代にアピールできることも、時事問題の知識も、人間的魅力も。

自分の理想のイメージを確実に作ることで、そのために今自分が何をしなくてはいけないのか
かなりはっきり見えてくる。

自分のなりたい姿をイメージして、まずはノートに書き出してみよう。
posted by 神戸 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

受け身よりも現在進行形で

とにかく目が死んでるな〜
よく学生を見るとそう思う。

今の学生は受け身だ。
いろんなものを与えられてこなす能力は高いけれど、
自分から未知の世界に出て行って、チャレンジしてみることが少ない。
本当にみんな、おとなしい。

就職活動に打ち勝っていくには、希望の就職をもぎ取るためには、絶対に受け身じゃだめだ。
攻撃して、自分で考えて前に進んでいかなくちゃいけない。
ニュースの現場に行ってみることも、OB訪問することも、自分で希望の仕事について調べることも、すべて、自分から打って出て行かなくてはいけないことだ。

その挑戦や活動を生き生きとやっている最中の学生は、目が輝いている。
現在進行形の目をしているのだ。
そういう学生から、内定を取っていく。
人間の価値は外見じゃない、中身だ、というときの『中身』はこういうエネルギーがあるかどうか、ということだ。
だから、見た目がすっきりしていてさわやかで、大きな声で自然な笑顔でも、こういう気力の充実がないと、絶対に内定しない。

仕事はやさしさや、のんびりや、受け身じゃできない。
お人よしだけでは勤まらない。
取材先、営業先に切り込んで、他社との競合に勝っていかなくちゃいけないのだから。
posted by 神戸 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大げさにしよう

私の自慢はこの笑顔です。
といって自己PRする人がいるけれど、ぜんぜん笑顔じゃないことが多い。
日本人はだいたい表情が乏しいのだ。

大きな声、自然な笑顔、これは、ほとんどの学生に足らない要素だ。
ということは、これができていると目立つ。好感度が高い。試験に通りやすい。
今からでもこの練習をはじめよう。

毎日、大声と笑顔の練習をしてほしい。
そのときに、自分が思うより、3倍も5倍も大きな声を出してほしい。
つまり大げさにやることが大切だ。
普段大きな声を出したり、顔全体で笑ったりしていない人に、いきなり大声を出したり、わらったりしろ、というのは難しい。
だからこそ、自分の限界を超して大声と笑いを作り出していくのだ。
今の自分をぶち壊すチャンスだ。

こういうことは表面的なことに思えるかもしれないが、結局自分のテンションややる気を引き出してくれる。
『失礼します、よろしくお願いします!』
こういって面接の部屋に入った瞬間、面接官の印象は決まっている。
そしてその第一印象が、結局最終的な決め手になることが多い。

大きな声で自信を持って人に挨拶できる、まずはその表現力を作ろう。
これも毎日やること。
当日の朝だけやったって意味がないよ。

posted by 神戸 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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